インテリアコーディネーターって合格率20%らしいけど、素人でも合格できるの?
難しそうだし、自信ないなあ…
合格率20%って聞くと、結構難関っぽい気がするよね!
1年に1回しか試験が無いのもハードル高い気がするし。
合格率と難易度を見てすぐに資格勉強をあきらめてしまう人がいます。
インテリアコーディネーターは、
- 合格率は約20%
- 必要な勉強時間は約300時間
- 1年に1回しか受験チャンスがない
パッと見た感じすごく難しそうですよね…
でも、僕はこのブログを立ち上げるにあたって色々調べた結果「そんなに難しくない」と考えています。
先に少し自己紹介をさせてください。
年に1個ずつ資格取得していくのがマイブーム。
宅建に不合格した時の経験談もご興味あれば、別記事にまとめてありますのでのぞいてみてください。
通信講座で資格試験に落ちる方法を経験者が解説【自宅学習の落とし穴】
宅建の合格率が約15%だから、それに比べれば20%なんて簡単!
とかそういう話?
なんていう疑問もあるかと思いますが、そういう話ではないんです。
この記事では、僕がインテリアコーディネーターはパッと見た感じほど難しくないと思う理由について書いていきます。
きっと読み終わった後は「意外と合格出来そう」という希望が見えてくるはずです。
合格率20%は1次試験と2次試験を合わせた確率
インテリアコーディネーターには1次試験と2次試験が存在しています。
それぞれの合格率は以下の通り。【2019年のデータ】
受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%) 1次試験 6,992 2,428 34.7 2次試験 3,292 1,896 57.6 ※出典元:インテリアコーディネーター資格試験 試験結果|公益社団法人インテリア産業協会(https://www.interior.or.jp/examination/ic/result/)
100人が受験したとすると、1次試験で34人になる。
その34人が2次試験に挑むと、合格者が20人ほど誕生する。
そんなイメージです。
これは、一発で100人が20人になるような試験と比べて非常に攻略がしやすくなります。
なぜならば、勉強時間の割り振りが簡単になるから。
具体的例を出していきます。
もし300時間の勉強時間が必要だとして、10月の試験で合否が決まるのであれば、1日2時間の勉強を150日続けなければなりません。
宅建がちょうどこんな感じです!
それが1次試験に必要な勉強時間が200時間、2次試験に必要な勉強時間が100時間だと仮定すると話が変わってきます。
1次試験と2次試験までに約2カ月ありますので、100時間であれば1次試験が終わった後から始めても何とかなります。
ポイント
10月の1次試験までに200時間という事は、1日2時間の勉強を100日間。
12月の2次試験までに100時間という事は、1日2時間の勉強を50日間。
こんな配分でOKという事になります。
極論、1次試験が終わるまで2次試験の事は何も考えなくて大丈夫!
まずは1次試験の事だけを考えて学習を進めていきましょう。
ただし、この300時間というのが正しいかどうかが全く分かりません。
ここは完全に個人差があるので、あくまで目安ととらえて早めに学習をスタートするのが正解。
参考までに、このブログでは学習記録を公開していますのでぜひそちらもご覧ください。
30代住宅営業。インテリアコーディネーター挑戦始めました【学習レポート第1週】
ここからは1次試験と2次試験に分けて合格率を考察していきます。
1次試験の合格は他の試験と比べても難しくはない
1次試験だけに焦点を当てると下記のような形です。
ポイント
- 合格率30~35%
- 合格率が毎年だいたい一定になるように合格点が変わる
- 必要学習時間200時間(個人差あり)
- 受験資格の制限がない(未経験者でもOK)
- マークシート式の暗記科目
資格試験は「一定の点数で合格」と「合格点が変動する」パターンの2種類が存在していて、インテリアコーディネーターは後者。
合格点が一定の方が安心だし、そっちの方がいいんじゃない?
と思う人もいるのではないでしょうか。
でも実際は逆で、合格率が一緒であれば合格点が変動する方がチャンスです。
なぜならば、勉強してこない人も必ず混ざっているから。
例えばこんな人です。
- 申し込んだけど仕事や家事が忙しくて勉強していない。ただ申し込み料がもったいなくて受験はしてみる人。
- 職場で受験をすすめられて、やる気はないが受験だけはしてみる人。
- マークシート式なので、一夜漬けで何とかなるだろうという甘い考えの人。
こういう人、絶対にいます。
僕の使っている通信講座の動画によると大体3人に1人が、こんな感じらしいよ!
つまり、しっかり勉強をして試験にのぞむだけで上位70%に入れるという事。
合格率30%で比較してみます。
合格点が一定の場合、勉強してこなかった人がいてもいなくても100人受験したら、単純に30人合格。
合格点が変動する場合、勉強してこなかった人が合格するのは奇跡です。
100人中30人は勉強してこなかったとすると、残った70人のうち30人合格。
勉強してきた人だけを見ると、約半分が合格できます!
しかも、勉強した人の中にも間違った勉強をしている人もいます。
過去の僕がその例です…
ユーキャンで資格試験に落ちる方法を経験者が解説【通信講座の落とし穴】
そう考えると、難しくはなさそうですよね!
2次試験の合格率は約60%だが油断しない方がいい
2次試験に焦点を当てると次のような形です。
ポイント
- 合格率60%前後
- 合格点がわからない
- 1次試験合格者のみが受験可能
- 必要学習時間100時間(個人差あり)
- 製図と論文の減点方式で採点
パッと見た感じ、合格率に目がいってしまいます。
合格率60%ってことは、半数以上が合格するから余裕でしょ!
この考えは、やめた方がいいです。
油断していると、2次試験で不合格という可能性が大いにあり得ます。
なぜならば、理由は3つ。
- 1次試験より確実に「勉強してこなかった人」が少なくなる
- 前年に2次試験を受けなかった人や不合格だった人がこの日に照準を合わせて受験する
- 製図、論文は未経験者にはハードルが高い
1番と2番はそのままの意味です。
モチベーションが高い人が集まってくるので、1次試験のように「勉強してこなかった人」の活躍に期待ができません…
そのうえで3番です。
製図とか論文なんて、できる気がしないよ!
こんな風に思いませんか?
正直、住宅営業をやっていて図面なんかは見慣れているはずの僕もできる気がしません…
2次試験が不安だったので、僕の場合は最初から独学をあきらめてユーキャンを利用しています!
効率よく一発合格を狙うのであれば、費用はかかりますが通信講座を利用するのは有りだと思います。
インテリアコーディネーターに一発合格したい方へ【通信講座の選び方と比較】
まぁでも合格率だけ見れば半分以上の人が合格するので、きっと頑張れば何とかなるでしょう!
まとめ
今回は「インテリアコーディネーター試験の合格率」について考察してみました。
まとめると、
ポイント
- 合格率20%は1次試験と2次試験を合わせた数値
- 1次試験の合格率は30~35%だけど勉強していれば怖くない
- 合格点は変動するので、比較的チャンスは大きい
- 2次試験は合格率約60%だが、油断はダメ
- 製図、論文を攻略するために通信講座を利用するのは有り
僕はユーキャンで学習をしているのですが、もしも「一緒に頑張ってみたい!」という人はぜひチャレンジしましょう!
申し込み方法も別記事で詳しく解説しております。
【ユーキャンの通信講座】ネットでの申し込み方法を画像付きで解説。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!